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カブトムシやクワガタの越冬

ハロウィーンも過ぎ、秋が深まってきました。 
今日はカブトムシやクワガタの越冬について、お話ししようと思います。
 
カブトムシやクワガタといえば、夏のイメージが強いと思います。
そのイメージ通り、夏に交配を終えると死んでしまう種が多いのは確かです。
しかし、実は、越冬し何年も生きることができる種もいることが知られています。 
 
一番長命なのが、「オオクワガタ」や「ヒラタクワガタ」、「コクワガタ」などの日本に生息する種です。 
これらの種は、10℃を完全に下回ると本格的な冬眠に入り、越冬します。
平均で3年前後生きると言われていますが、4、5年生きた例もありかなり長生きです。
 
同じクワガタでも、ノコギリクワガタやミヤマクワガタは越冬できず、死んでしまう種と言われています。
 
また、カブトムシは、夏の間に交配をしなければ、冬になるまでの間くらいであれば生きることができると言われています。
しかし、越冬することはできません。
 
これら越冬して生きることができるかどうかは、その種の出身地域の気候によるようです。
 
温暖な地域の出身であると越冬は難しく、冷涼な地域の出身の種は越冬をすることができると言われています。
 
「オオクワガタ」や「ヒラタクワガタ」、「コクワガタ」など、越冬ができる種を飼っている方は、ぜひ越冬にチャレンジしてみてくださいね。

2023-11-07 10:58:25

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地球温暖化とカブトムシ

今年の夏もとても暑かったですね。

近年問題になっている地球温暖化ですが、
カブトムシにとってはどのような影響があるのでしょうか?


カブトムシは気温や湿度に敏感です。

温暖化により気温が上がると、分布地域を変える可能性があります。

今まで生息していた地域から別の地域へ移ったり、
生息地が狭くなったりすることが考えられます。

その主な原因になるのは、主食としている植物の影響です。

カブトムシは幼虫の時には植物の葉(腐葉土)を食べて育ち、
成虫になるとその樹液を主食とするため、その樹木の影響をモロに受けるのです。

つまり、地球温暖化によってクヌギ、コナラ、クリ、クスノキなどの樹木が減ったり、
分布が変わったりすると、
それに伴ってカブトムシの生息地、場合によってはその数にも影響が出てしまうわけです。

カブトムシの生息地を守るためにも、温室効果ガスの排出削減は重要な課題です。

エネルギーの節約、リサイクル、持続可能な交通手段の利用など、エコフレンドリーな生活を心がけましょう。

2023-10-05 10:40:37

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雨の日のカブトムシ

朝晩は少しずつ涼しい日も増え、秋が近づいてきました。
秋といえば季節の変わり目。
台風をはじめ、雨が降る日も増えます。

カブトムシは雨をどうしのいでいるのでしょうか?

カブトムシの特徴の一つは、硬い外殻です。
カブトムシはこの外殻を使って水を弾き、体内に水が浸み込むのを防ぎます。

また、カブトムシは、雨の日には活動を制限して過ごします。
雨に濡れることで、冷えて体温が下がってしまったり、雨が強いと飛ぶこともできなくなってしまうからです。
また、樹液など、餌になるものが雨で流れてしまうということもあるでしょう。
雨が降ると、カブトムシは葉の下などに隠れてじーっと動かずに過ごしてやり過ごします。

飛び回って樹液に集まる晴れた日と違い、雨の日のカブトムシを見つけるのは至難の業でしょう。

2023-09-11 08:58:54

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カブトムシ採集のポイント

学校が夏休みに入り、「カブトムシを捕まえに行きたい!」というお子様も多いのではないでしょうか?
今回は、カブトムシを探しに行く際の準備についてご紹介します。

カブトムシが採集できるのは6月中旬〜8月中旬、時間帯は夜の17時〜21時頃、もしくは明け方4時〜7時頃が狙い目です。
カブトムシは夜行性の生き物なので、日中は土の中に隠れてしまうため捕まえるのが困難です。

また、雨の日はカブトムシも滅多に活動していないので、足元の悪い中探し回っても無駄足です。
対してベストタイミングなのが、雨が上がった後の晴れた熱帯夜です。このタイミングで、多くのカブトムシが樹液を吸うために木に群がってくるのです。

そして、カブトムシを探しに行く際は、なるべく日中にロケハンしておくのが良いでしょう。くぬぎやコナラなどの樹液の出る木はどこにあるのか、トイレは近くにあるのか、危険な場所はないかなど、明るいときにチェックしておきましょう。その時にあらかじめ甘い蜜やお酒に浸した果物などの仕掛けをしておくとベストです。

実際に捕まえに行く際の用意も大切です。
虫かごや網の用意はもちろんですが、懐中電灯や水分補給のための飲み物も忘れずに。
服装は歩きやすい靴に長袖長ズボンを着用し、虫刺されや怪我から身を守りましょう。

安全対策をしっかり行って、楽しい夏の思い出を作ってくださいね。

2023-08-07 12:33:36

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カブトムシの一生と繁殖

カブトムシの寿命は一般的に短く、成虫の生存期間は数週間から数か月程度です。
その短命ながらも、カブトムシは、次世代への遺伝子伝達を重視し、成虫期間中には繁殖行動に集中します。

8月の初め頃から、カブトムシは後尾の時期に入ります。
オスは他のオスとの競争を行い、メスを引きつけるために特徴的な角や大きな体を活かします。
オス同士の激しい戦いや領域の争いが行われ、強いオスがメスとの交尾機会を得ます。

産卵の時期は8月中頃〜9月初頭になります。メスは卵を産み付けるために土壌や木の内部に穴を掘り、産卵します。
この繁殖期間は数週間から数か月程度であり、その後、成虫は寿命を終えます。

卵から孵った幼虫は、土壌や腐植土の中で生活し、栄養を摂りながら数年をかけて成長し、成虫になるまでの変態を経て新たな世代が生まれます。

幼虫が成長し、最終的に成虫に変態すると、再び繁殖行動を行います。
このサイクルが繰り返され、次の世代が生まれるのです。

このように、カブトムシの短い成虫期間は、次世代へと遺伝子をつなぐことへと費やされています。
カブトムシを飼育する際は、繁殖活動にストレスのないよう、温度や腐葉土・えさなどの環境の管理に気をつけましょう。

2023-07-11 15:11:35

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力と美しさを兼ね備えたヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブトは、カブトムシの王様と呼ばれ、世界で最も体長が大きく、知名度、人気ともにナンバー1のカブトムシです。

ヘラクレスオオカブトは、主に中南米や東南アジアの森林地帯に生息しています。
角を含めると約14~15cmと巨大な体を持ち、ギネス級になると最大18cmにも及びます。

その名前はギリシア神話で登場する英雄「ヘラクレス」から由来しており、オスの成虫が持つ大きな角が特徴的で、この角を武器にして敵を投げ飛ばします。
オス同士の戦いでは、角を使って激しくぶつかり合います。その力強いぶつかり合いは、まさに自然界の壮絶なバトルの一場面と言えるでしょう。

カブトムシというと、茶色や黒色のイメージが大きいかと思いますが、ヘラクレスオオカブトは前翅部分が黄褐色を帯びていることも特徴の一つです。
ただ、この色は乾燥している状態で見られるもので、湿度の影響を受けて変化します。湿度が低下すると黄褐色が濃くなり、湿度が高くなると一般的なカブトムシと同様に黒褐色になります。
また、前翅の色は、栄養状態やえさなどの付着によって、黒褐色になることも多いです。

このように、ヘラクレスオオカブトは、その見た目や力が特徴的で非常に興味深い生き物です。希少で人気の高い生き物ですので、目にする機会があったらぜひしっかり観察してみてくださいね。

2023-06-13 14:46:47

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カブトムシやクワガタムシの性格って?

カブトムシとクワガタムシの性格違いは、その生態に関連していると言われています。

例えば、カブトムシは主に木の幹や落ち葉の中で生活しているのに対して、クワガタムシは主に腐植土や枯れ木の中で生活しています。

カブトムシは木の上で食事をし、危険を感じた場合には木の陰に逃げ込んでしまいます。
そのため、比較的おとなしい性格を持ち、人間に対して攻撃的な行動を取ることは少ないといわれています。

一方、クワガタムシは腐植土の中で活動し、縄張り意識が強く、他のクワガタムシとの競争が激しいため、攻撃的な性格を持っているのです。
また、メスを求めて他のクワガタムシと戦うこともあり、そのために強い顎を持っていることが知られています。

種類ごとの性格の違いを観察し、その原因を調べることでカブトムシやクワガタムシの行動や生態についての知識を深め、カブトムシやクワガタムシを守ったり、飼育する時の正しい方法を考えたりすることができます。

皆さんも、カブトムシやクワガタムシを飼うときは、それらの性格をよく理解し、ストレスを与えないようにしてあげてくださいね。

2023-05-08 14:47:21

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ヘラクレスを大きく育てる方法

カブトムシの王様、ヘラクレスオオカブト。

飼育下でのギネス記録が全長180mmを超えるこのカブトムシは、どう育てれば大きく育つでしょうか。

まず、大前提として、ヘラクレスオオカブトは成虫になってからは、大きくなることはありません。
ですので、幼虫を大きく育ててあげることが大事です。 幼虫を大きく育てるには、エサが大事です。
もし用意できるならば、クワガタが食べた後の菌糸カスを食べさせるのが効果的と言われています。

また、環境としては、気温が大事です。 20度前後で温度の変化がないように、気をつけましょう。

そして、ヘラクレスを大きく育てるには、飼育ケースの大きさがとても重要になってきます。
ヘラクレスは空間認識能力が高いと言われており、幼虫の段階で、なるべく大きな飼育ケースで育てることが大型化に繋がるでしょう。
最低でもプラケースの中サイズ以上は欲しいところで、20リットルぐらいの衣装ケースが理想の環境です。

ただ、一番大きな要素は血統です。 大きなオスメスの個体を掛け合わせるのが、一番効果的であることには間違いがないです。

2年間と羽化まで長い時間はかかりますが、ぜひブリードにも挑戦して、大きなヘラクレスを目指してください。

2023-02-27 19:01:53

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クワガタはどれくらい生きるの?

もうすぐ夏も終わりですが、 夏の虫といえばクワガタやカブトムシですよね。
 
夏休みにクワガタやカブトムシを捕まえて今飼育しているというご家庭も多いと思いますが、
ところでクワガタは羽化してからどのくらい生きることができるのでしょうか。
 
実はクワガタの寿命は、種類によって異なります。

よく見かけるノコギリクワガタやミヤマクワガタは、
寿命が3ヶ月〜半年くらいとあまり長生きではありません。
ヒラタクワガタは半年以上生きることもありますが、平均としては半年程度の寿命です。
しかしオオクワガタになると3年以上生きることができますので、
種類によって寿命が全く異なることがわかりますね。
特に長生きしたもので言えば、なんと驚くことに7年も生きていたオオクワガタもいるそうです。
 
尚、自宅で飼育しているクワガタは野生に比べると長生きする傾向にあります。
飼育のクワガタは野外のように他のクワガタとバトルしたりとエネルギーを余分消費することもなく、
食べるものも困らずにゆっくり暮らせるので自ずと寿命も伸びるのでしょう。
 
せっかく捕まえたクワガタ、ちゃんとお世話して長生きするように飼育してあげてくださいね。
 
 

2022-08-22 17:40:49

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体の大きさの違うカブトムシ

カブトムシと言えば、昆虫の中でも体が大きく立派なイメージが定着しています。
みんなが憧れるカブトムシは、体が大きくて強そうな貫禄あるカブトムシでしょう。

でも、中には小柄で小さなカブトムシも存在しています。
同じカブトムシなのにこの違いは一体何なのでしょう。

実はカブトムシの体の大きさは成虫になる前から決まっています。
成虫になってからどんなにたくさんエサを食べても、
成虫になった時の大きさからはほとんど変わることがありません。
カブトムシの体の大きさは幼虫の時に食べるエサの量で変わります。

幼虫の時にエサをしっかり食べてたくさん栄養を摂っていたカブトムシは大きな体をもつ立派な成虫になれますが、
幼虫の時に食が細かったカブトムシは体が小さいまま成虫になります。
これがカブトムシの体の大きさが異なる理由になっています。
成虫になると、樹液を巡って他の昆虫たちと戦わなければならないので、体が大きいカブトムシの方が圧倒的に強く有利になります。

そのためにカブトムシは幼虫期の過ごし方が非常に大切になってくるのです。
 

2022-07-06 11:17:16

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