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カブトムシはなぜ夜行性?

カブトムシはなぜ夜行性?

夏の昆虫キングと言えばカブトムシですよね。
しかし、昼間には全くと言ってよいほどその姿を見せません。
飼育していても、昼間は「生きてる?」と心配になるくらい静かなカブトムシ。
なぜカブトムシは夜行性になったのでしょう。

その理由は大きく分けて2つあります。
一つ目は、「天敵から身を守るため」。
カブトムシは昆虫界では敵ナシと言われていますが、昆虫を食べる動物が活動している昼間はとっても危険が多いのです。
その中でもタヌキや、空中からピンポイントで狙ってくるカラスはカブトムシにとっては天敵。
自らの身を守るために、カブトムシは夜に活動するようになったと言われています。

そしてもう一つの理由は「カブトムシは変温動物で体温調節ができない」ということ。
夏の昼間は日差しが強く気温が高いために、昼間に活動すると体内温度が上昇し、自分で熱を放出することができないカブトムシはすぐに弱ってしまいます。
そのために昼間は森林の日陰でひっそりと夜が来るのを待っているのです。

こういった理由でカブトムシは夜行性になったのです。

2022-05-12 09:57:28

店長日記

 

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