今年の夏もとても暑かったですね。
近年問題になっている地球温暖化ですが、
カブトムシにとってはどのような影響があるのでしょうか?
カブトムシは気温や湿度に敏感です。
温暖化により気温が上がると、分布地域を変える可能性があります。
今まで生息していた地域から別の地域へ移ったり、
生息地が狭くなったりすることが考えられます。
その主な原因になるのは、主食としている植物の影響です。
カブトムシは幼虫の時には植物の葉(腐葉土)を食べて育ち、
成虫になるとその樹液を主食とするため、その樹木の影響をモロに受けるのです。
つまり、地球温暖化によってクヌギ、コナラ、クリ、クスノキなどの樹木が減ったり、
分布が変わったりすると、
それに伴ってカブトムシの生息地、場合によってはその数にも影響が出てしまうわけです。
カブトムシの生息地を守るためにも、温室効果ガスの排出削減は重要な課題です。
エネルギーの節約、リサイクル、持続可能な交通手段の利用など、エコフレンドリーな生活を心がけましょう。
2023-10-05 10:40:37
店長日記