コクワガタは、とても人気があるクワガタです。
大きさが15〜55cmと小さいため迫力に欠けるとも言われますが、小さい体でよちよちと歩く姿がかえって可愛いと、幅広い年齢の方に愛されるようです。
また、日本全国に分布しており、しかも飼育が比較的容易なことから、飼育初心者の方にもおすすめです。
コクワガタの飼育にまず必要なのは、「飼育ケース」です。
一般的に販売されているもので十分で、それほど大きなものは必要ありません。
その中に、クヌギやナラの「飼育マット」を4割くらいの深さまで入れ、クワガタの隠れ場所を作ってあげます。
また、仰向けにひっくり返ってしまった際に捕まって起き上がれるように、登り木やチップ、落ち葉なども一緒に入れてあげましょう。
餌はりんごやバナナなどの果物や昆虫ゼリーが良いでしょう。
スイカやメロンは下痢を起こしやすくなるのでNGです。
上手く飼育すれば、コクワガタは越冬して3〜4年生きることもあります。
冬が近づき外気温が10度を下回ってきたら、ナラやクヌギのマットを8割くらいの高さまで満たしてください。
冬眠中も水分は必要なので、毎日霧吹きでマットを湿らせてあげてください。
このように、正しく飼育すれば長い間楽しむことができ、愛着が湧くのがコクワガタです。
慣れてきたらペアリング(繁殖)に挑戦することもできます。
クワガタやカブトムシの飼育に興味があるという方は、まずはコクワガタから挑戦してみませんか?
2024-04-02 12:41:37
店長日記