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かぶとむしについて

かぶとむしについて

かぶとむしについて

子供の頃、カブトムシやクワガタなどの昆虫採取や、飼育を楽しんでいた経験をお持ちの方も多いと思います。
様々な種類の昆虫がいますが、中でもカブトムシやクワガタは外見も力強くカッコイイので、幅広い世代で人気があります。セミと同じように土の中で幼虫として長く過ごし、短い期間だけ成虫として地上で過ごします。こちらでは、カブトムシについて詳しくご紹介致します。

○樹液の吸い方

カブトムシは樹液を吸うために、クヌギやヤナギなど様々な木に集まります。大顎は褐色の毛で覆われており、毛管現象を利用して樹液を染み込ませ、樹液を吸いとっています。カブトムシが夜行性ということは有名ですが、昼間は枯れ葉の下などで休み、夕暮れともに活動を開始します。朝になると再び枯れ葉の下などで休みますが、中には昼まで木の樹液を吸っているカブトムシもいます。

○天敵について

樹液を吸いに集まる虫は、カブトムシだけではありません。クワガタはもちろん、スズメバチや蝶、蛾、カナブン、蟻など多くの昆虫が樹液を求めて集まります。その中でも一際体が大きく硬いカブトムシは、樹液のよく出るいい場所を陣取っていることが多いです。
他の昆虫を押しのけて樹液を吸う姿は、荒々しい強さを印象づけます。そんなカブトムシにも天敵は存在し、モグラやフクロウなどの小動物や野鳥に襲われることも多いです。小動物や野鳥などの天敵から身を守るため、進化の過程で夜行性になったといわれています。

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カブトムシのえさについて

昔からカブトムシやクワガタを欲しがるお子様は多くいらっしゃいます。しかし最近は気軽に昆虫採取が出来る森林が少なくなっており、販売されているカブトムシやクワガタを購入して育てるケースが増えています。こちらでは、カブトムシやクワガタのえさについてご紹介致します。

○与えてはいけないえさ

カブトムシやクワガタを育てたことがある方は、えさと聞いてスイカや砂糖水などを想像するのではないでしょうか。
以前はカブトムシなどのえさとして主流でしたが、水分が多すぎると下痢を起こしやすくなり、体調不良の原因に繋がるおそれがあります。
また、皮に農薬などの化学物質が付着している可能性も考えられます。フルーツ類を与える場合は、毎日ではなく少し期間を空けてから与えるのがポイントです。また、皮は取り除くか、きちんと洗ってから与えるようにしましょう。 人間用のゼリーは糖分が多く、添加物などが含まれているため、えさとしてはおすすめ出来ません。ゼリーを与える場合は、カブトムシやクワガタ用のゼリーを与えましょう。

○えさは腐らせない

カブトムシやクワガタの生活環境を守るには、えさが腐らないようにしっかりと管理することが大切です。腐ったえさが原因で体調を崩すおそれがあるため、えさが残っていても取り替えるようにしましょう。特に夏場はえさが腐りやすいので、注意が必要です。
腐ったえさは嫌なニオイが発生したり、小バエなどの虫がわく原因にもなり、カブトムシなどの生活環境や体調管理を悪くしてしまいます。このような状況を避けるためにも、えさを腐らせないようにしっかり管理しましょう。

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カブトムシの幼虫を育てるポイント

カブトムシの幼虫を育てるポイント

カブトムシを幼虫から育てているという方は多くいらっしゃいます。カブトムシを幼虫から育てるためには、いろいろなことに気をつけなければいけません。こちらではカブトムシを育てるポイントをご紹介致します。

○飼育場所と温度

幼虫を育てる環境は、静かで暗い場所が適してします。室外・室内どちらでも飼育でき、暖かい室内に置くと大きく育つ傾向が見られます。国産のカブトムシなら温度管理はほとんど必要ありません。自然の寒さにも耐えられる強さがありますが、極端な温度変化は幼虫に大きなダメージを与える可能性があります。立派な成虫に育てるためにも、温度変化の少ない場所で飼育することが重要です。

○湿度の調整

基本的に乾燥に気をつけていれば問題はありません。マットの乾燥がひどくなければ、エサの交換までそのままにしておいても問題はないでしょう。もしマットが乾燥しているなら、霧吹きを使用して適度に加湿しましょう。
ただし、加湿しすぎるとダニ発生の原因になるので注意が必要です。
マットが乾燥していても、飼育容器内の湿度が保たれていれば、マットの表面を少し湿らすくらいで十分です。ふた代わりにラップなどを使用している場合は、容器内が蒸れることがあるので穴をあけたり、穴の大きさや数を調整することがポイントです。

○マット入れのポイント

幼虫の飼育は黒土や腐葉土は使用せず、マットのみで飼育します。幼虫が蛹室を作るために、深さ15cm以上はマットを固めに詰めるのがポイントです。また蛹化の1~2か月前からは糞や体液を利用して蛹室を作る準備をしますのでマット交換はせず、振動を与えないようにそっとしておくことが大切です。

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カブトムシに関する豆知識

大きな角が特徴的な「カブトムシ」。世界中に生息しており、子供から大人まで幅広い世代に人気のある昆虫ですが、なぜカブトムシにはあんな立派な角があるかご存じでしょうか。そこで、こちらでは「カブトムシに関する豆知識」をご紹介します。意外と知らないカブトムシの生態について、詳しく学んでいきましょう。

○カブトムシの角がある理由

カブトムシは木の幹から出る甘い樹液が大好きです。ハチやハエ、チョウなどの虫達と一緒に樹液をなめるシーンをテレビで見たことがある方は多いと思いますが、これらの虫達はみんな甘い樹液を求めて集まってきます。
その際、カブトムシが1匹だけの場合、他の虫が小さいので奪い合いになることはほとんどありません。
しかし、他の種類のカブトムシやクワガタが姿を見せると、えさの取り合いになって喧嘩する可能性が高くなります。
そんな事態が発生した時に、カブトムシの角は大変役に立ちます。また、カブトムシにとって角は強さを表す象徴です。大きな角を持つカブトムシほど、えさの競争時に有利ですし、多くのメスに出会うことが出来ます。
一方、カブトムシのメスには角はありません。なぜなら、メスは産卵する生き物なので強くて大きなオスに出会うことが大切だからです。カブトムシの立派な角は、オスならではの強さを示す証明といえます。

○カブトムシの色について

カブトムシを見ると、黒い色や赤い色、茶色、金色など体の色に違いがあります。
これらは遺伝によって決まると考えられていますが、敵から身を守るためにも体の色は重要な役割を果たしています。また、カブトムシの天敵といえば、カラスなどの野鳥や小動物になりますが、これらの敵から身を守るためには体の色も大切です。
夜行性のカブトムシであれば、暗闇と同化するために体の色は黒いものが多いですし、明るい時間帯に活動するカブトムシは木の幹に近い色をしています。自分の身を守り、環境の変化に対応するためにも、カブトムシの体の色は深く関わっているといえるでしょう。
このように、カブトムシの生態には様々な不思議が隠されています。現在カブトムシを育てている方、もしくはこれからカブトムシを購入予定の方は、カブトムシの生態について学ぶとより楽しく育てられると思います。

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