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ヘラクレスオオカブトについて

ヘラクレスオオカブトとは

ヘラクレスオオカブトとは

ヘラクレスオオカブトは、カブトムシの王様と呼ばれ、世界で最も体長が大きく、知名度、人気ともにナンバー1のカブトムシです。
特にグアドループ島とドミニカ島に分布する個体は、ヘラクレスオオカブトの元となる種で胸角が太い個体でヘラクレスヘラクレスオオカブトと言います。

【和 名】ヘラクレスオオカブト  【学 名】Dynastes hercules
【体 長】オス57〜176mm メス48〜77mm
【種 類】13種類が存在します

ヘラクレス ヘラクレス グアドループ諸島(パステール島)、ドミニカ島
ヘラクレス リッキー ベネズエラ(北西部〜南西部)、コロンビア(北部)、エクアドル(北部の中央部)
ペルー(中央部)、ボリビア(北部、中央部)
ヘラクレス オキシデンタリス パナマ(南部)、コロンビア(西部)、エクアドル(北西部)
ヘラクレス エクアトリアヌス コロンビア(東南部)、エクアドル(東部)、ペルー(北東部)、ブラジル(西部)、ボリビア北部〜中央部
ヘラクレス セプテントリオナリス メキシコ(南部)、グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカ、パナマ(北部)
ヘラクレス パスコアリ ブラジル東南部
ヘラクレス ブリューゼニ ベネズエラ東部
ヘラクレス トリニダデンシス トリニダード トバゴ
ヘラクレス モリシマイ ボリビア(西部〜中央部)
ヘラクレス トゥクストラエンシス ブラジル(西部)
ヘラクレス タカクワイ メキシコ(南部)
ヘラクレス レディ セントルシア島、マルティニーク島(北部)
ヘラクレス バウドリー セントルシア島、マルティニーク島(北部)

【寿 命】6〜12ヶ月(1年以上生きる個体もいます)
【体 色】前翅の色は、羽化後真っ黒で徐々に黄色になり、最後はまた黒くなります。湿度が高いと黒くなります。 

ヘラクレスオオカブトの特徴

カブトムシの中でも世界最大級の大きさを誇る「ヘラクレスオオカブト」。昆虫界の横綱ともいえる存在ですが、ヘラクレスオオカブト最大の特徴といえば、長く立派に伸びた角です。そこで、こちらではヘラクレスオオカブトの特徴や前翅の色についてご紹介します。

○ヘラクレスオオカブトの特徴

「ヘラクレスオオカブト」は甲虫目コガネムシ科の昆虫です。ギリシア神話で登場する英雄「ヘラクレス」の名前から由来しており、南アメリカ大陸などの暖かい亜熱帯地域に生息しています。特徴としては、オスの成虫には角がありますがメスの成虫には角がありません。
また、オスの場合は大きな体と長い胸角が特徴で、この角を武器にして敵を投げ飛ばします。
全長は角を含めると、約14~15cmと大きいですが、ギネス級になると最大18cmにも及びます。
世界最大の大きさとパワーを持つカブトムシとして、昆虫の中でも大変人気が高いです。

○ヘラクレスオオカブトの前翅の色

カブトムシといえば、茶色や黒を想像する方が多いと思いますが、ヘラクレスオオカブトは前翅部分が黄褐色を帯びています。しかし、この色は乾燥している時に見られるもので、ヘラクレスオオカブトの前翅は湿度の状態によって変化します。湿度が下がると黄褐色が濃くなり、湿度が高くなると日本のカブトムシと同様の黒褐色になります。
また、前翅の色は、栄養状態やえさなどの付着によって、黒褐色になることも多いです。
ヘラクレスオオカブトを飼育する際は、前翅部分の色もよく観察することをおすすめします。

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ヘラクレスの幼虫 飼育環境

ヘラクレスの幼虫 飼育環境

【飼育温度】

22℃〜25℃
※高めの方が幼虫が早く大きくなる傾向が見られます。
※これ以外の温度では、成長が止まったり死んだりすることがあります。

【飼育時期】

22℃〜25℃の環境があれば比較的簡単に1年を通していつでもブリードが楽しめます。

【え  さ】

幼虫用の栄養のある発酵カブトマットを食べて大きくなります。
むしや本舗の廃菌床カブトマット「BIG」、発酵カブトマット「ブレミアム」がお勧めです。

【マット交換】

フンが目立ってきたらマットを交換します。(2〜3ヶ月毎)
※環境の変化で体重減になります。ストレスを与えないようにしてください。
※水分量が多いとコバエが発生しやすくなりますので注意してください。

【容  器】

オス縦横約25cm以上 メス縦横約15cm以上 深さ15cm以上
※成長に合わせてだんだん大きな容器に変えてもOKです。
※オスメス別々(1頭ずつ)の容器での管理をお勧めします。

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ヘラクレスの幼虫 飼育方法

交尾⇒産卵⇒採卵⇒孵化⇒初令幼虫⇒2令幼虫⇒3令幼虫⇒蛹室(ようしつ)作り⇒蛹化(ようか)⇒サナギ⇒成虫

★幼虫は、変態して成虫になります。

・交尾
エサを食べ始めて2週間以上のオスメスを小さな容器に入れる。若い成虫は、通常すぐに交尾を始めます。
・産卵
大きめの容器にマットを深さ15cm以上固くつめ、メスを入れます。一晩に数個卵を産み、数ヶ月かけて産み続けます。
※1匹で100個産む個体もいれば、全く産まない個体もいます。
※白く米粒のような形からだんだん球体に変化します。
・孵化
産卵から約75日で幼虫が出てきます。
・幼虫からサナギまで
昆虫マット(幼虫のえさになります)を容器に深さ15~20cm程度固めて入れます。
昆虫マットに加水(握って崩れない程度)して、1頭ずつ別々の容器に幼虫を入れ飼育します。
オスは30cm角深さ20cm、メスは15cm角深さ15cm程度の飼育容器に入れます。
孵化して2~3か月毎にマット交換をします。
直射日光の当たらない20~25℃の場所で管理します。
オス/約1年〜2年 メス/約10ヶ月〜1年半でサナギになります。
・サナギから成虫まで 約75日(蛹室の中)
幼虫は蛹室(ようしつ)を作りサナギになります。約1ヶ月後に蛹室内で成虫に羽化します。
蛹室は普通容器の一番底に作ります。蛹室が出来たら振動は厳禁です。
・羽化から成熟まで (エサを食べ始めるまで蛹室の中)約60日〜90日
羽化して1か月ほど蛹室の中でじっとして体力をつけます。
・成虫の寿命
成熟後蛹室から出てきます。約6ヶ月〜12ヶ月

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